Taylor & Francis社、JUSTICEとOA契約に合意したと発表

2022年12月21日

日本 ヨーロッパ

Taylor & Francis社は、12月14日、JUSTICE(Japan Alliance of University Library Consortia for E-Resources、大学図書館コンソーシアム連合)と、OA(オープンアクセス)契約を締結したと発表した。

本契約により、契約に参加する日本の研究機関の研究者は、APC(article publishing charge、論文掲載料)を支払うことなく、同社およびRoutledge Open SelectジャーナルにOAで出版ができるようになる。また、同連合の会員館は、必要に応じて完全OAジャーナルでの出版も選択できる。

契約期間は3年であり、ジャーナルの購読からOAへの移行を図るJUSTICE OA 2020ロードマップに沿うように設計されている。本契約では、図書館の経費のうち、OA出版をサポートするための割合が毎年増加する一方で、引き続き購読ジャーナルへの利用者のアクセスは保証されるという。

[ニュースソース]

JUSTICE Consortium and Taylor & Francis Sign New Open Access Agreement for Japan ― Taylor & Francis 2022/12/14 (accessed 2022-12-20)