ISC(International Science Council、国際学術会議)は、12月8日、Future Africa※と、アフリカの課題と能力を支援し、世界におけるアフリカの科学の存在感を強化するための協定を締結したと発表した。
近年、多くの国際的な科学団体がアフリカへの関心を高めており、アフリカでの活動を強化している。このため、同会議はアフリカにおける科学の優先事項に関する情報を収集しており、同会議が主催するイベント"Global Knowledge Dialogue"の第1回を、12月5日、南アフリカのケープタウンで開催した。
本協定は、国際的な科学、政策、資金調達の議論において、アフリカの声を増幅させるものとなっている。同協定により、両組織はアフリカの科学システムに最大限の影響を与えるために、それぞれの強みを生かした具体的かつ包括的な協議プロセスに取り組むことができるようになるという。
※南アフリカのプレトリア大学を拠点とする汎アフリカ的プラットフォーム。アフリカの学問分野や国境を超えた研究やイノベーション推進を目的として、2019年に設立された。
[ニュースソース]
The International Science Council and Future Africa sign new agreement to co-design the ISC's presence in Africa ― ISC 2022/12/08 (accessed 2022-12-21)
OVERVIEW ― Future Africa (accessed 2022-12-21)