cOAlition Sは、12月15日、CoARA(Coalition for Advancing Research Assessment)※への参加を表明した。
cOAlition Sは、cOAlition S の目的と範囲に同連合のメンバーシップが合致しており、Plan Sの原則にもそれは明記されているとしている。
cOAlition Sは、研究評価の改革における学術出版の役割に焦点を当て、学術出版エコシステムの議論に尽力していく。それには、研究成果の本質的な価値を測定する代替的な基準・ツール・プロセス開発の支援や、出版プロセスに対する学術的貢献が、正式に学術雑誌に掲載されたかどうかにかかわらず、出版物自体に適切かつ公平な信用が与えられるようにすることなどが含まれるという。
また cOAlition Sは、同連合と協力し、学術出版におけるより公平で、著者主導の解決策や、査読付きプレプリントのような革新的な出版モデルについても議論する予定であるという。
※研究評価改革を進めるための協定"Agreement on Reforming Research Assessment"に基づいた有志連合。
[ニュースソース]
cOAlition S has officially joined the Coalition for Advancing Research Assessment (CoARA) ― cOAlition S 2022/12/15 (accessed 2022-12-22)
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