NISTEP、「ナイスステップな研究者2022」を発表

2022年12月26日

日本

NISTEP(National Institute of Science and Technology Policy、科学技術・学術政策研究所)は、12月20日、「科学技術への顕著な貢献2022(ナイスステップな研究者)」を選定し発表した。

本年度は、NISTEPの調査研究活動で得た情報や専門家ネットワーク(約1,700人)への調査で得た情報を基に、250名の候補者を特定。その中から、研究実績や「自然科学と人文学・社会科学との融合等の新興・融合領域を含めた最先端・画期的な研究内容」「産学連携・イノベーション」「国際的な研究活動の展開」などの観点から、所内審査会の議論を経て10名を選定したという。

選定された研究者は、若手を中心に、AI (Artificial Intelligence、人工知能)技術を用いた人文学への応用研究、地熱資源に関する基礎研究および実社会へのアプローチ、噴火による津波の発生メカニズムの解明など、研究活動のみならず国内外へその成果を広く展開しているという。

なお、2023年以降にナイスステップな研究者2022による一般講演会も予定している。

[ニュースソース]

「科学技術への顕著な貢献2022(ナイスステップな研究者)」の選定について ― NISTEP 2022/12/20 (accessed 2022-12-23)

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