Oxford University、UCLと共同で英国にEDOLを設立するための研究プロジェクトを主導することを発表

2023年01月27日

ヨーロッパ

Oxford Universityは、1月12日、UCL(University College London)と共同で英国にEDOL(Energy Demand Observatory and Laboratory)を設立するための研究プロジェクトを主導することを発表した。プロジェクトの期間は5年。

本プロジェクトは、UKRI(UK Research and Innovation、英国研究・イノベーション機構)傘下のEPSRC(Engineering and Physical Sciences Research Council、工学・物理科学研究会議)から資金提供を受け、英国政府のBEIS(Department for Business, Energy & Industrial Strategy、ビジネス・エネルギー・産業戦略省)と協力して炭素排出量のネットゼロへの移行を推進するための国家エネルギーデータ基盤を構築するもの。

EDOLは、家庭のエネルギー使用量などの観測、電気自動車のスマートチャージなど新エネルギーを持つ家庭のフォレンジック分析、政策・技術・ビジネスモデルなどの試行などを行う100~200世帯のフィールドラボラトリーの3つの要素を備えるという。

[ニュースソース]

Oxford University to co-lead £8m Energy Demand Observatory and Laboratory to help UK reach net-zero ― Oxford University 2023/01/12 (accessed 2023-01-26)