NISTEP(National Institute of Science and Technology Policy、科学技術・学術政策研究所)は、1月31日、「民間企業の研究活動に関する調査2022」(速報)を公表した。
本調査は、民間企業の研究開発活動に関する基礎データを収集・分析したもの。2022年度調査(2021会計年度の活動調査)は、研究開発を行っている資本金1億円以上の企業3,798社のうち1,983社(回収率52.2%)から回答を得た。
その結果として、社内研究開発費を2020年度より増額した企業の割合は 47.6%で減額した企業の割合(35.7%)を上回っていたこと、SDGs (Sustainable Development Goals、持続可能な開発目標)の「インフラ、産業化、イノベーション」「持続可能な消費と生産」「エネルギー」「気候変動」関連の研究開発を実施している企業が5割を超えたこと、研究開発者の確保のためにインターシップなどを約3割の企業が行っていることなどを示している。
確報は6月頃に公表する予定だという。
「民間企業の研究活動に関する調査報告 2022」(速報版)を公表します(pdf:全11ページ)
※以上、NISTEP (accessed 2023-02-06)
[ニュースソース]
科学技術・学術政策研究所「民間企業の研究活動に関する調査報告2022」(速報)の公表について ― NISTEP 2023/01/31 (accessed 2023-02-06)
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