eLifeは、1月31日、新しい出版プロセスによる論文投稿の受付を開始したことを発表した。
同日から査読後の論文の採択・不採択の決定を廃止。代わりに、eLifeの編集者が専門のレビュアーを招待して査読を行い、論文の長短所を示した公開レビューを作成。その後、レビュー・elifeの評価などを含んだ"Reviewed Preprint"をeLifeのWebサイトで出版する。
本プロセスのメリットとして、従来の採択・不採択の決定が不要となり、査読後、通常数週間以内にすべての論文が公開されること、Reviewed Preprintが公開されるので、読者は研究成果をジャーナル名ではなく、研究自体の長所に基づいて評価できることを挙げている。
2022年10月、eLifeは本プロセスについて発表していた。
[ニュースソース]
eLife's New Model: Open for submissions ― eLife 2023/01/31 (accessed 2023-02-8)
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2022年10月24日 eLife、査読後の論文の採択・不採択の決定を廃止し査読済みのすべての論文を"Reviewed Preprint"として出版すると発表