Taylor & Francis社は、2月17日、ChatGPTなどのAI(Artificial Intelligence、人工知能)ツールの使用に関するガイダンスを発表した。
本ガイダンスでは、著者は投稿内容の独創性、妥当性、完全性に対して責任を負うものとし、同ツールを利用する場合は、編集ポリシーや出版倫理の原則に従うべきであることを示している。
特に、著者には投稿内容に対する説明責任、出版契約による出版の同意、研究公正についての契約上の保証などの責任があり、同ツールはこれらの責任を負えないために、同ツールを著者として記載してはいけないこと、使用について適切に開示しなければいけないことなどを示している。
[ニュースソース]
Taylor & Francis Clarifies the Responsible use of AI Tools in Academic Content Creation ― Taylor & Francis 2023/02/17 (accessed 2023-02-20)
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