PLOSは、2月22日、CCC(Copyright Clearance Center)が提供する"Ringgold Identify Database"をPID(Persistent Identifier、永久識別子)ソリューションとして採用すると発表した。
PLOSが実施しているCAP(Community Action Publishing)プログラム※の下で本データベースが論文と助成機関を正確にマッチングできることが採用理由だという。
また、RinggoldとCCCのソリューションRLSC(RightsLink for Scientific Communications)を一緒に利用することで、PIDからPLOSとのOA(オープンアクセス)契約関係を特定できるという。
※機関が、著者の出版コストをカバーする年間会員費を支払うプログラムもしくは契約モデル。
[ニュースソース]
PLOS Adopts CCC Ringgold Identify Database as its PID Solution ― PLOS 2023/02/22 (accessed 2023-02-28)
[小欄関連記事]
2022年05月12日 CCC、組織・研究機関のPIDプロバイダーRinggold社の買収を発表
2021年02月12日 PLOS、NC州立大学図書館のPLOS Biology CAPプログラムへの参加を発表