"core-js"の開発者は、2月14日、財政支援を求める声明をGitHubに投稿した。
core-jsはオープンソースのJavaScriptライブラリであり、古いブラウザでもJavaScriptの最新機能を使えるようにする最も標準的なポリフィルとして企業のWebサイトをはじめ幅広く利用されている。リリース後のダウンロードは約90億回に上り、1,900万のGitHubリポジトリと依存関係があるという。
現在、core-jsのメンテナンスを開発者ひとりで行っており、ロシアに対する制裁などで一部寄付金が得られないこともあり、生計を立てられなくなったとして財政支援を求めているという。
開発者は、適切な財政支援が得られればcore-jsのメンテナンスを継続しさらに開発者も雇えるが、もし得られなければ商用プロジェクトにして資金を賄うとしている。
[ニュースソース]
So, what's next? ― GitHub 2023/02/14 (accessed 2023-02-28)