KISTI(韓国科学技術情報研究院)は、3月2日、"ACOMS+(AccessON PeerReviewPlus)"の開始を発表した。
これは、1999年から開始し117の学術団体が利用する論文投稿審査システム "ACOMS"の長所を継承しつつ、AI(Artificial Intelligence、人工知能)やビックデータなどの最新技術を導入した次世代論文投稿審査システム。高品質な投稿審査プロセスや論文データ共有に関わる機能のほか、韓国では初となる査読者・査読コメント・査読結果などをすべて公開するオープンピアレビュー機能を提供する。
同院は、同システムと国家OA(オープンアクセス)プラットフォームAccessONとを連携させ、論文の投稿から流通まですべての出版プロセスを支援する予定。現行の"ACOMS"は2023年末でサービスを終了し、それ以降は "ACOMS+"にすべてのサービスを移行するという。
[ニュースソース]
차세대 논문 투고심사시스템 ACOMS+ 오픈 -- KISTI 2023/03/02 (accessed 2023-03-08)
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