PNAS(Proceedings of the National Academy of Sciences)は、2月21日、ChatGPTなどのAIツールの使用に対処した著者資格および編集ポリシーの更新を発表した。本ポリシーは"PNAS"と"PNAS Nexus"ジャーナルに適用される。
本ポリシーでは、著作物の一部にでもAIソフトウエアが使われた場合は、"Materials and Methods"セクション(ない場合は"Acknowledgments" セクション)に記載しなければいけないこと、ソフトウエアは著者資格の基準を満たさないため著者として記載することはできず、論文に対する責任共有や報告されたデータの完全性に対して責任を負えないことを示している。
[ニュースソース]
The PNAS Journals Outline Their Policies for ChatGPT and Generative AI ― PNAS 2023/02/21 (accessed 2023-03-08)
[小欄関連記事]
2023年03月02日 Emerald社、ChatGPTなどのAIツールの使用に関する方針を発表
2023年02月21日 Taylor & Francis社、ChatGPTなどのAIツールの使用に関するガイダンスを発表