OCLCは、3月27日、米国の大学コンソーシアムBTAA(Big Ten Academic Alliance)と連携し、新しいソリューション"Resource Sharing for Groups"を開発していると発表した。
本ソリューションは、図書館利用者へのデジタルおよび印刷版の出版物の提供を迅速化するための貸出ソリューション。参加図書館がメンバーからリソースを簡単に貸し借りするためのツールを備えているという。
また、本ソリューションは、地域のポリシー・グループのプロフィール・利用可能なリソース・図書館との関係・ユーザーのニーズに基づいて、迅速かつ予測可能な配信を行うフルフィルメント機能を構築しており、最初の供給先の充足率は90~95%に達しているという。
[ニュースソース]
OCLC partners with the Big Ten Academic Alliance to advance new OCLC Resource Sharing for Groups - OCLC 2023/03/27 (accessed 2023-04-05)
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