NISTEP、「サイエンスベースのイノベーション実現のための吸収能力:全国イノベーション調査を用いた実証分析」を公表

2023年04月10日

日本

NISTEP(National Institute of Science and Technology Policy、科学技術・学術政策研究所)は、3月30日、「サイエンスベースのイノベーション実現のための吸収能力:全国イノベーション調査を用いた実証分析」(DISCUSSION PAPER No.221)を公表した。

本研究は、全国イノベーション調査による企業データと学術論文および特許を用いた書誌情報を用いて、サイエンスベースな(科学的知見に基づく)画期的なイノベーションを実現するために必要となる企業における吸収能力について、研究開発投資(財政的資源)と科学技術人材(人的資源)の両面から分析を行ったもの。

その結果として、サイエンスベースな画期的イノベーションを実現するためには、補完する研究開発投資や科学技術人材といった吸収能力を有していることが重要であることなどが示された。

[ニュースソース]

サイエンスベースのイノベーション実現のための吸収能力:全国イノベーション調査を用いた実証分析 [DISCUSSION PAPER No.221]を公表しました - NISTEP 2023/03/30 (accessed 2023-04-04)