米国政府、責任あるAIイノベーションを推進し国民の権利と安全を守るための新たなアクションを発表

2023年05月09日

北米・中南米

米国政府は、5月4日、責任あるAI(artificial intelligence、人工知能)イノベーションを推進し、国民の権利と安全を守るための3つのアクションを発表した。

アクションの一つは、「責任ある米国のAI研究開発(R & D)を推進する新たな投資」。NSF(National Science Foundation、国立科学財団)は、7つの国立AI研究機関を新設するために1億4,000万ドルの資金を提供すると発表した。

もう一つは、「既存のジェネレーティブAIシステムの公開評価」。Google社、Microsoft社、OpenAI社などの主要なAI開発会社が、Scale AI社が開発した評価プラットフォーム上で責任ある開示の原則に沿ったAIシステムの公開評価に参加することを約束したと発表した。

そのほか、「米国政府がAIのリスク軽減・活用についてリードするための政策」を挙げ、OMB(Office of Management and Budget、行政管理予算局)が同政府によるAIシステムの利用に関するポリシーガイダンス案を公表し、パブリックコメントを求めると発表した。

[ニュースソース]

FACT SHEET: Biden-⁠Harris Administration Announces New Actions to Promote Responsible AI Innovation that Protects Americans' Rights and Safety - White House 2023/05/04 (accessed 2023-05-08)

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