PLOSは、5月11日、PLOSジャーナルが著者資格ポリシーを更新したと発表した。
本ポリシーでは、PLOS Medicineを除くすべてのジャーナルの著者資格の条件として、「研究の着想・デザイン、データの取得・分析・解釈、研究に使用するソフトウェアの作成、論文の起草・修正のいずれかに貢献している」「提出された論文を承認している」「自身の貢献に対して責任を持つことに同意し、論文の正確性・完全性が適切に調査・解決されており、解決策が文献に記録されていることを保証している」の全てを満たしていることと規定したという。
なお、PLOS Medicineについては、同ポリシー更新以前にPLOSの全ジャーナルに適用されていたICMJE(International Committee of Medical Journal Editors)の著者資格基準に従うという。
[ニュースソース]
PLOS Authorship policy update: Adopting a more inclusive standard - PLOS 2023/05/11 (accessed 2023-05-17)
[小欄関連記事]
2023年03月03日 PLOS、ヒトを対象とする研究に関するポリシーの更新を発表
2017年06月14日 ICMJE、会員雑誌での臨床試験報告書の出版にデータ共有ステートメントを要求