PeerJ、OAのための新たな会員制モデルの開始を発表

2023年05月23日

北米・中南米

PeerJは、5月16日、OA(オープンアクセス)のための新たな会員制モデルの開始を発表した。

本モデルは年間会員制で、会員機関のPeerJジャーナルへの出版実績に基づいて段階的に価格が設定される。契約更新時にAPC(論文掲載料)に相当する費用が会費を下回っていた場合、差額の次年度会費への繰り越し、またはOA出版する手段を持たない著者を支援する基金への寄付が可能だという。

また、PeerJは本モデルの最初の機関パートナーとして、英国のUniversity of Bath(バース大学)と契約を締結したことも発表。同大学に無制限の出版を定額料金で提供する予定という。

[ニュースソース]

Annual Institutional Memberships - a new model to move Open Access beyond the APC and towards collective action to support globally equitable access - PeerJ 2023/05/16 (accessed 2023-05-22)

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