JST（科学技術振興機構）は、5月17日、研究倫理映像教材『「倫理の空白Ⅱ」盗用編』を作成し、JSTのWebサイト「研究公正ポータル」で公開した。
本教材は、国内の大学の研究室を舞台に、不正行為の一類型である盗用に焦点をあてたドラマ。論文執筆時の引用や参照における倫理的問題を描いた「人文・社会科学編」と、共著論文の盗用疑惑を描いた「自然科学編」の２本で構成されている。ドラマの視聴時間はそれぞれ26分と33分。
本教材により、視聴者は研究不正に至る過程を疑似体験しながら、研究者としてのあるべき姿を考え、倫理的判断力や態度を養うことができるという。
［ニュースソース］
「倫理の空白Ⅱ」盗用編 ― JST 2023/05/17 (accessed 2023-05-25)
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