プレプリントおよび公開査読の採用によるプロシーディングのオープン化の実現(記事紹介)

2023年06月01日

北米・中南米

ASAPbioは、5月24日、"Walking the walk: open communication and review in a congress on open science"と題する記事を発表した。

本記事は、2022年11月23日・24日に開催された会議"Iberoamerican Congress for Open Science"において採用した、オープンサイエンスの方針に従った、論文の提出から査読・公開までのプロセスを紹介している。

出版プロセスに、SciELO Preprintsプラットフォームを採用。その理由として、オープンサイエンスの原則に沿って論文をオープンにできること、イベロアメリカに焦点をあてた会議のため、オフィシャル言語のスペイン語とポルトガル語に対応できることなどを挙げている。

査読プロセスを透明化するため、公開査読を採用し、査読者名の公開は査読者の決定に委ね、査読テンプレートも作成したという。

結果、提出されたすべての論文はSciELO Preprintsに収録され、プレプリントとともにレビューが公開された。これは、ジャーナルに掲載される数カ月前にそれらを公開できたことを示している。

[ニュースソース]

Walking the walk: open communication and review in a congress on open science - ASAPbio 2023/05/24 (accessed 2023-05-31)

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