Clarivate Analytics社、「インパクトの高い論文数分析による日本の研究機関2023年版」を公表

2023年06月02日

日本

Clarivate Analytics社は、5月22日、「高被引用論文」※数を指標とする、「インパクトの高い論文数分析による日本の研究機関2023年版」を公表した。

世界における日本の高被引用論文総数は2021年・2022年と同様12位で、分野別では化学および物理が5位以内、材料科学が10位以内であった。

総合分野における日本のトップ20の内訳は大学15、研究開発法人5で、これらの全研究機関における高被引用論文の割合は、日本全体の平均0.96%を上回っているという。中でも国立がん研究センターとNIMS(National Institute for Materials Science、物質・材料研究機構)は3%超、理化学研究所は2%超であった。

また、JST(科学技術振興機構)は助成機関としての事業内容からランキング対象外だが、高被引用論文数は450報、高被引用論文の割合は2.1%だという。

※Clarivate Analytics社が定義する、各研究分野における被引用数が世界の上位1%に入る卓越した論文。

[ニュースソース]

インパクトの高い論文数分析による日本の研究機関2023年版 ― クラリベイト・アナリティクス・ジャパン 2023/05/22 (accessed 2023-05-31)

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2022年05月10日 Clarivate Analytics社、「インパクトの高い論文数分析による日本の研究機関ランキング2022年版」を公表