EDP Sciences社、数学ジャーナル5誌が規範的なデータ共有ポリシーを導入していると発表

2023年06月14日

ヨーロッパ

EDP Sciences社は、6月1日、数学ジャーナル5誌が規範的なデータ共有ポリシーを導入していると発表した。

同社がSMAI(Société de Mathématiques Appliquées et Industrielles、フランス応用数学会)と提携して発行している"Mathematical Modelling of Natural Phenomena"、"ESAIM: Control, Optimisation and Calculus of Variations"、"ESAIM: Mathematical Modelling and Numerical Analysis"、"ESAIM: Probability and Statistics"、"RAIRO - Operations Research"の5誌は、規範的なデータ共有ポリシーを導入しているという。

これらのジャーナルでは、著者は投稿時に、データやコードのパブリックリポジトリへの保管の有無を尋ねられる。保管している場合は、DAS(Data Availability Statement)の記載や、データ/コードの引用が必須になるという。

また同社では、デフォルトとして、研究に関連するデータやコードをオンラインリポジトリにアップロードし、DASの記載、データ/コードの引用を奨励するポリシーを策定している。

[ニュースソース]

Maths journals adopt new Data Policy to encourage transparency on research data - EDP Sciences 2023/06/01 (accessed 2023-06-13)

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