首相官邸は、6月8日、第69回総合科学技術・イノベーション会議の開催報告を公表した。
同会議では「統合イノベーション戦略2023」の策定などについて議論が行われ、同戦略は6月9日に閣議決定された。
同戦略の基軸は、「科学技術の戦略的な推進」「知の基盤（研究力）と人材育成の強化」「イノベーション・エコシステムの形成」の３つ。
「知の基盤（研究力）と人材育成の強化」では、G7広島サミットおよびＧ7仙台科学技術大臣会合を踏まえ、競争的研究費制度における2025年度以降の公募から学術論文等の即時OA（オープンアクセス）の実現に向けた国の方針を策定すること、論文・研究データ・プレプリントなどの研究成果を管理・利活用するための研究ＤＸプラットフォームを充実させることなどが示されている。
また、AI（Artificial Intelligence、人工知能）については、リスクに対応しつつ、AIの最適な利用、AI開発力の強化を図り、イノベーション・新規産業の創出・Society 5.0の実現に活用していくという。
統合イノベーション戦略2023【概要】（pdf：全1ページ）
統合イノベーション戦略2023【本文】（pdf：全185ページ）
※以上、内閣府(accessed 2023-06-14)
［ニュースソース］
総合科学技術・イノベーション会議 ― 首相官邸 2023/06/08 (accessed 2023-06-14)
統合イノベーション戦略2023 (2023年6月9日閣議決定) ― 内閣府 (accessed 2023-06-14)
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