AOSP(African Open Science Platform)※は、6月19日、南アフリカのNRF(National Research Foundation)がAOSPの最初の3つの地域ノードとなる機関を任命したと発表した。
北アフリカノードとしてエジプトのNARSS(National Authority for Remote Sensing and Space Science)、東アフリカノードとしてケニアのAICAD(African Institute for Capacity Development)、南アフリカノードとしてマラウイのUbuntuNet Allianceを任命。それぞれ競争的な申請プロセスを経て任命された。
地域ノードの役割には、地域レベルでのオープンサイエンスの取り組みの促進、知識ネットワークやインフラへのアクセス強化、地域間および世界的な協力の強化などがある。特に、プログラムの提供や実施、UNESCO(United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization、国連教育科学文化機関)のオープンサイエンス勧告に関する国・地域レベルの政策支援の主導が期待されるという。
任命期間は2023年6月から5年。アフリカ全土をカバーするため、今後地域ノードを追加する予定だという。
※NRFがホストするイニシアチブ。アフリカの科学をデータ集約型にすることを目的としている。
[ニュースソース]
The African Open Science Platform appoints three regional nodes - AOSP 2023/06/19(accessed 2023-06-28)