cOAlition Sは、7月10日、作成中の責任ある出版に向けた提案書"Towards Responsible Publishing"の草案について、研究コミュニティーへのコンサルテーションを考案・実施する委託機関を募集すると発表した。
本提案書は、21世紀のオープンサイエンスにふさわしいコミュニティーベースのコミュニケーションシステムを支援するというcOAlition Sのビジョンを示すもの。研究者のニーズに応える戦略を開発するために、研究者が意見を述べる機会となる大規模なコンサルテーションを進める機関を求めているという。
cOAlition Sは、「本案に示されたビジョン・ミッション・目標がグローバルな研究コミュニティーのニーズにマッチしているかどうかの判断」「研究コミュニティーのニーズや要望にマッチし、より広範な支持と採用を得るために必要な本案の修正の検討」など同コンサルテーションの4つの目的を示している。
cOAlition Sは、委託機関が決定し、同機関がフィードバックの仕組みを整備した後に本提案書を公表するという。
［ニュースソース］
Consulting the research community on cOAlition S's "Towards Responsible Publishing" proposal: an Invitation to Tender (ITT) to support this initiative － Plan S 2023/07/10（accessed 2023-07-13）