Elsevier社は、7月12日、G20(Group of Twenty)メンバーの研究動向を分析した調査報告書"Fostering collaboration: a study of scientific publications with authors in G20 countries"を公表した。
本調査は、G20のうち19カ国の研究者による約2,500万の科学論文を対象に実施された。
本調査結果の注目点として、グローバルサウスの成長を挙げ、論文生産数についてインドが英国を抜き、中国、米国に次ぐ世界第3位となったことなどを示している。
共同研究については、2017年から2021年に出版された各国の論文国際共著率は18%から73%であり、サウジアラビア・オーストラリア・フランス・英国が高かったことなどを示している。
AI(Artificial Intelligence、人工知能)関連の研究については、AI関連の論文数の増加率が、米国・英国・ドイツよりも中国・インドの方が大きかったこと、サウジアラビアのAI関連の論文数が顕著に増加していることなどを示している。
[ニュースソース]
Elsevier Releases Latest Industry Study Revealing Surprising Growth Trends from the Global South Among G20 Nations - Elsevier 2023/07/12(accessed 2023-07-19)