Wiley社、同社の引用文献リスト用アプリケーション"Edifix"と撤回論文のデータベース"Retraction Watch Database"を統合すると発表

2023年07月21日

北米・中南米

Wiley社は、7月13日、同社の引用文献リスト用アプリケーション"Edifix"と撤回論文のデータベース"Retraction Watch Database※"を統合すると発表した。

本統合は、研究の健全性・公正性の強化を目的としたもの。

これにより、著者から提出された引用文献リストに撤回された文献が含まれていた場合にはユーザーに警告を発する。これにより、ユーザーは当該の文献に対して必要な措置をとることができる。

同社は、出版社からの自主報告に加え同データベースの撤回論文データを利用した自動的なチェックシステムにより、研究の健全性・公正性が強化されると述べている。

※学術出版における論文の撤回プロセスの透明性向上を目的としたCenter for Scientific Integrityのプロジェクト"Reaction Watch"が管理する撤回論文のデータベース。

[ニュースソース]

Wiley's Edifix Integrates with the Retraction Watch Database to Improve Research Integrity - Wiley 2023/07/13(accessed 2023-07-19)

Retraction Watch - Retraction Watch(accessed 2023-07-19)

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