NISO（National Information Standards Organization、米国情報標準化機構）は、7月20日、OA（オープンアクセス）のビジネスプロセスを運用するための推奨プラクティスの開発を目的としたワーキンググループの新設を発表した。
同機構は、複雑な財務管理や大規模な機関にまたがる著者や出版成果の追跡を必要とするTA（Transformative Agreement、転換契約または移行契約）などに対応するためには、現状のビジネスプロセスでは不十分と述べている。
そのような課題に対処するため、本ワーキンググループでは、OA出版や契約に必要なインフラに関するギャップの特定、周辺プロセスに関する用語の開発、データ・分析・評価基準のやりとりに関するベストプラクティスの概説作成などに取り組むという。
同機構は、情報コミュニティー全体から本ワーキンググループの参加メンバーを、学術コミュニティー全体からボランティアを募集しているという。
［ニュースソース］
NISO Approves Working Group to Develop Recommended Practice for Operationalizing Open Access Business Processes － NISO 2023/07/20（accessed 2023-07-24）
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