ARL、IMLSから研究データのパブリックアクセスのための機関経費の調査を目的とした助成金を獲得したと発表

2023年08月10日

北米・中南米

ARL(Association of Research Libraries、研究図書館協会)は、8月4日、IMLS(Institute of Museum and Library Services、米国博物館・図書館サービス機構)から74万1,921ドルの助成金"National Leadership Grant"を獲得したと発表した。

本助成金は、DCN(Data Curation Network)に参加するDuke University、University of Minnesota、Washington University in St. Louisと共同で実施される、研究データのパブリックアクセスのための機関経費の調査を対象としている。

ARLは、研究データへのパブリックアクセスを最適化するためには、地域の状況や必要な投資を理解する必要があるが、この調査は投資に対する理解を深めるのに役立つだろうと述べた。

同調査は、 NSF(National Science Foundation、米国立科学財団)のこれまでの助成金を基に研究機関内の経費を掘り下げ、次の研究ラウンドに参加する多様な5機関を募集し、研究データのパブリックアクセスのための経費やサービスモデルに関する検討を行うという。

[ニュースソース]

ARL Awarded Grant to Continue Research on Institutional Expenses for Public Access to Research Data - ARL 2023/08/04(accessed 2023-08-09)

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