COPIMの概要および同パートナーシップのWP4による小規模出版社のガバナンスに関する報告書の概説(記事紹介)

2023年08月31日

日本 ヨーロッパ

NDL(National Diet Library、国立国会図書館)は、8月24日、「小規模OA出版社の持続のためのガバナンス:COPIMの取組から」と題する記事を公開した。

本記事では、コミュニティー主導でOA(オープンアクセス)書籍出版を支援する国際的なパートナーシップ"COPIM(Community-led Open Publication Infrastructures for Monographs)"の取り組み、参加機関、同パートナーシップの活動を構成する7つのWP(ワークパッケージ)、およびいくつかのWPの内容を紹介。

7つのWPのうち、WP4が6つの小規模OA出版社を対象として実施した、経営やガバナンスの現状に関する調査やインタビュー結果をまとめた "Governing Scholar-Led OA Book Publishers: Values, Practices, Barriers" (研究者主導のOA出版社を統治する:その価値、実践、そして障壁)について概説している。

[ニュースソース]

E2621 - 小規模OA出版社の持続のためのガバナンス:COPIMの取組から - NDL 2023/08/24(accessed 2023-08-28)

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