ITHAKA S+R、JSTOR Labsと共同で学術会議の将来に関するレポート"Of Meetings and Members: The Interconnected Future of Conferences and Scholarly Societies"を公表したと発表

2023年09月01日

北米・中南米

ITHAKA S+Rは、8月15日、JSTOR Labsと共同で、学術会議の将来に関するレポート"Of Meetings and Members: The Interconnected Future of Conferences and Scholarly Societies"を公表したと発表した。

両者はワークショップを開催し、17の学術団体とともに、学術会議が直面する課題や変革について検討したという。

ITHAKA S+Rは本レポートのハイライトとして、「学会は多くの場合慣習にならって会議を主催しているが、会議の開催は目的を明確にすることから始めるべきである」「会議に関する意思決定は学術団体の使命と目標を反映するようになされるべきである」「会議形式の変更はリスクを伴うが、新しい会議形式が研究者の影響力やアクセシビリティーの向上・多様な研究コミュニティーの構築・学会の持続可能性の向上をもたらす」「ハイブリッド会議は単一の形式ではなく、変化するべきものであるととらえるのが良い」という4点を挙げている。

[ニュースソース]

The Future of Annual Meetings and Scholarly Societies - ITHAKA S+R 2023/08/15(accessed 2023-08-30)