Clarivate Analytics社は、8月30日、"The annual G20 scorecard - Research performance 2023"を公開した。
本レポートは、研究のアウトプット、論文引用、共同研究、OA(オープンアクセス)状況などの指標を用いて、G20(Group of Twenty)各国の研究パフォーマンスを評価したもの。
日本は、女性研究者の割合が5分の1以下であり、研究生産性もG20の中で最低水準にとどまっていることを示している。
そのほか、中国本土は他のG20加盟国の3倍の特許を取得したこと、米国はCNCI(Category Normalized Citation Impact)とCollaborative CNCIの両方が過去10年間で低下していることなどを示している。
スコアカードは、同社のISI(Institute for Scientific Information)のWebサイトで閲覧できる。
[ニュースソース]
Clarivate Annual G20 Scorecard Analyzes Global Research Performance Trends Across G20 Nations - Clarivate 2023/08/30(accessed 2023-09-04)
The annual G20 scorecard - Clarivate(accessed 2023-09-04)
[小欄関連記事]
2022年01月28日 Clarivate Analytics社のISI、"Making it count: Research credit management in a collaborative world"を公表
2020年11月17日 Clarivate Analytics社、G20各国の研究パフォーマンスに関するレポートを公開
2019年07月08日 Clarivate Analytics社、G20各国の研究パフォーマンスに関するレポートを公開