米国著作権局は、8月30日、著作権とAI（Artificial Intelligence、人工知能）に関するNOI（Notice of Inquiry）を発表した。
同局は、ジェネレーティブAIが提起する著作権法および政策上の問題について調査を行い、立法措置や規制措置の正当性を評価している。
本NOIでは、AIモデルを訓練するための著作物の使用、著作物使用の際の開示レベルなど、ジェネレーティブAIによって提起された著作権問題に関する事実情報と見解の提供を求めている。
同NOIは、2023年に開始した、AIがもたらす著作権法および政策の問題を検討する同局のイニシアチブの次のステップとなるもの。本NOIは、これまでのフィードバックや質問を基にしているという。
最初の意見書の提出期限は10月18日。
［ニュースソース］
Copyright Office Issues Notice of Inquiry on Copyright and Artificial Intelligence － Copyright.gov 2023/08/30（accessed 2023-09-06）
［小欄関連記事］
2023年03月23日 米国著作権局、AIがもたらす著作権法および政策の問題を検討するイニシアチブを開始したと発表