eLife、eLifeの新たな出版モデルでプレプリントを投稿する著者の支払いプロセスを簡素化するシステムの導入を発表

2023年09月15日

北米・中南米 ヨーロッパ

eLifeは、9月13日、eLifeの新たな出版モデル※でプレプリントを投稿する著者の支払いプロセスを簡素化するシステムの導入を発表した。

eLifeは、HHMI(Howard Hughes Medical Institute、ハワード・ヒューズ医学研究所)と協力して本システムを構築。本システムにより、対象となる著者がeLifeに論文を投稿する際、所属を申告するだけで、査読プロセスに進んだ際の請求処理が一元管理されたHHMIのアカウントを通じて行われるという。

HHMIは、本システムによる著者のメリットとして、eLifeの新たな出版モデルに参加しやすくなることや、投稿プロセスが簡素化され研究に集中できることなどを述べている。

eLifeは、今後数カ月以内に、本システムをHHMI以外の機関にも拡大していく予定だという。

※査読プロセスに進んだすべての論文を"Reviewed Preprint"として公開する新たな出版モデル。2023年1月から開始している。

[ニュースソース]

eLife introduces new process to simplify publication fee payments for authors - eLife 2023/09/13 (accessed 2023-09-14)

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2022年10月24日 eLife、査読後の論文の採択・不採択の決定を廃止し査読済みのすべての論文を"Reviewed Preprint"として出版すると発表