Frontiers社は、9月12日、CCC(Copyright Clearance Center)が提供する"Ringgold Identify Database"をPID(Persistent Identifier、永久識別子)ソリューションとして採用すると発表した。
同社は、60万を超えるRinggold PIDとメタデータを保有する同ソリューションが、大学・政府機関から助成機関・出版社に至るまで、学術界全体におよぶ組織の情報を提供しているとコメント。各識別子の一意性により、論文・研究者・所属機関・助成機関の関係を正確に認識できると述べている。
また、同社は、本採用により機関契約やコンソーシアム契約に基づく資金提供や割引の資格に関する情報を調べることができ、所属機関や助成機関のOA(オープンアクセス)に関する義務への準拠を支援することができると述べている。
[ニュースソース]
Frontiers adopts CCC Ringgold Identify Database to enhance data quality - Frontiers 2023/09/12 (accessed 2023-09-19)
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2023年03月01日 PLOS、CCCが提供する"Ringgold Identify Database"をPIDソリューションとして採用すると発表