cOAlition Sは、9月13日、APC(論文掲載料)からの脱却に向けた新たなワーキンググループの参加者を決定したと発表した。
cOAlition S がJisc、PLOSと共同で実施する本ワーキンググループは、知識共有の機会の公平性を確保するためのビジネスモデルや取り決めの特定などを役割とする。
cOAlition Sは、本ワーキンググループの新設に向け、参加者を公募していた。
審査の結果、60以上の応募の中から、"Bill and Melinda Gates Foundation" "Cambridge University Press" "CERN(European Organization for Nuclear Research、欧州原子核研究機構)"など14機関が選ばれた。当初は3つの主要なステークホルダー(助成機関、図書館・図書館コンソーシアム、出版社)からほぼ同じ割合で選ぶ予定だったが、提出された申請書を考慮し、助成機関から3機関、出版社から5機関、図書館・図書館コンソーシアムから6機関を選出したという。
[ニュースソース]
Beyond article-based charges: working group established - Plan S 2023/09/13 (accessed 2023-09-21)
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2023年07月03日 cOAlition S、Jisc・PLOSと共同でAPCからの脱却に向けた新たなワーキンググループを立ち上げるため参加者を募集すると発表