WIPO(World Intellectual Property Organization、世界知的所有権機関)は、9月14日、IP(intellectual property、知的財産)に対する人々の意識に関する世界規模の調査"WIPO Pulse"の結果を公表した。
本調査では、50カ国にわたる2万5,000人から回答を得た。
調査結果として、全回答者の66.4%が、IPが自国経済にプラスの影響を与えていると回答しており、特にアジア太平洋地域(76%)、アフリカ(70%)、ラテンアメリカとカリブ海地域(67%)でその割合が高かったことを示している。
また、18歳から24歳までの若者はIPに対する認知度が低く、著作権、地理的表示、特許、意匠を理解している割合はそれぞれ32%、27%、18%、19%であったことを示している。
[ニュースソース]
New WIPO Survey Reveals Global Perceptions and Awareness of IP - WIPO 2023/09/14 (accessed 2023-09-22)
WIPO Pulse Global intellectual property perception survey 2023 - WIPO (accessed 2023-09-22)