科学技術振興機構(JST)が運営する電子ジャーナルプラットフォームJ-STAGEは、9月13日、2023年度第1回J-STAGEセミナー(2023年8月29日開催)の資料を公開した。
2023年度のJ-STAGEセミナーは、「国内外の動向を踏まえたジャーナルのオープンアクセス化」を年間テーマとし、学術情報のOA(オープンアクセス)義務化の動向についての情報を提供する。
第1回は、「オープンアクセスジャーナルへの転換」をサブテーマに、研究情報オープン化にかかる日本国内の政策やCCライセンスのフィロソフィについての講演と、OAジャーナル化への実例やOA化への取り組みなどを紹介した。
「オープンアクセスのこれまでとこれから:2025年からの義務化に向けて」(林 和弘氏:NISTEP)、「オープンアクセスに照らしたクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの思想と機能」(渡辺 智暁氏:CCジャパン)、「日本地球化学会Geochemical Journalのオープンアクセス化の道のりと現れつつある効果」(鈴木 勝彦氏:日本地球化学会)などの5資料が公開されている。
[ニュースソース]
2023年8月29日に開催した第1回J-STAGEセミナーの資料を掲載いたしました。 ― JST 2023/09/13 (accessed 2023-09-22)
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2023年07月14日 JST、2023年度第1回J-STAGEセミナー(開催案内)