Wiley社は、9月21日、大学におけるジェネレーティブAI(Artificial Intelligence、人工知能)の使用に関する調査結果を公表した。
本調査は、北米のさまざまな分野(ビジネス、数学、心理学など)の講師を対象に実施。その結果がレポート" Higher Ed's Next Chapter, 2023-2024"にまとめられている。
調査結果として、回答者の58%が自分自身または自分の学生がすでに授業でジェネレーティブAIを使用していること、回答者の60%以上がジェネレーティブAIツールにある程度または非常に精通していることを示している。
また3分の1程度が、AIの利用について「やや肯定的」または「非常に肯定的」と回答している一方、大多数は、生徒がより簡単にカンニングできるようになり、その発見が難しくなると回答。60%以上が、こうした懸念に対処するための新しいアイデアや解決策を求めていることが示唆された。
[ニュースソース]
Generative AI Already Being Used in Majority of College Classrooms, According to Instructors in New Wiley Survey - Wiley 2023/09/21 (accessed 2023/10/02)
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