ACM(Association for Computing Machinery)は、9月26日、国際会議の会議録シリーズ" International Conference Proceedings Series"を2024年1月1日から完全OA(オープンアクセス)に移行すると発表した。
2024年1月1日以降、ACM Digital Libraryに出版された同シリーズの論文は自動的にOAとなり、過去に出版された同シリーズの論文もすべてOAになるという。
同日以降に論文募集される会議は、会議のオーガナイザーに制作費やオプションのOA費は請求されない。多くの著者は無料で論文をOA出版できるが、一部の著者はAPC(論文掲載料)の支払いが必要だという。
ACMは本移行について、ACM Digital Libraryのすべてのコンテンツを2025年12月までにOA化するという目標達成に向けた重要なステップだと述べている。
[ニュースソース]
ACM Announces New Open Access Publishing Model for the International Conference Proceedings Series - ACM 2023/09/26 (accessed 2023-10-10)
New Open Access Model for ICPS: Frequently Asked Questions - ACM (accessed 2023-10-10)