EIFL、A2K Coalitionが、ブリーフィングノート"Access to Knowledge Coalition Position on WIPO SCCR/44"を公開したと発表

2023年10月19日

アジア・オセアニア 北米・中南米 ヨーロッパ 中東・アフリカ

EIFLは、10月13日、A2K(Access to Knowledge)Coalition※が、ブリーフィングノート"Access to Knowledge Coalition Position on WIPO SCCR/44"を公開したと発表した。

これは、11月に開催されるWIPO(World Intellectual Property Organization、世界知的所有権機関)の常任委員会"WIPO's Standing Committee on Copyright and Related Rights"で議題となっている課題について分析した結果をまとめたもの。

本ノートでは、A2K Coalitionが放送条約案に反対すると記述。特に、制限と例外を強化し、新たな"right of fixation"を削除すべきであると述べている。

また、A2K Coalitionは、デジタル環境における著作権に関する議論を進めるための作業計画を採択することを奨励すると述べている。

※世界人権宣言に基づいた公正な国際的著作権制度を求めて結成された連合。EIFLは参加機関の一つ。

[ニュースソース]

A2K COALITION'S ANALYSIS OF WIPO'S COPYRIGHT AGENDA - EIFL 2023/10/13 (accessed 2023-10-17)

Access to knowledge is not enjoyed equally across the world. The current copyright system poses obstacles for those who learn, teach, research, create, preserve or seek to enjoy the world's cultural heritage. - A2K (accessed 2023-10-17)

Access to Knowledge Coalition Position on WIPO SCCR/44 - A2K 2023/09/28 (accessed 2023-10-17)