内閣府は、10月19日、科学技術政策担当大臣等政務三役と総合科学技術・イノベーション会議有識者議員との会合(議題「我が国のオープンアクセスの実現に向けた基本的な考え方(案)について」)の2つの配付資料を公開した。
一つは、総合科学技術・イノベーション会議の有識者議員による「公的資金による学術論文等のオープンアクセスの実現に向けた基本的な考え方(案)」。即時OA(オープンアクセス)の理念、即時OAの対象について示したあと、2025年度以降に新たに公募を行う競争的研究費制度を対象として策定が予定されている「学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた国の方針」に盛り込むべき事項がまとめられている。
もう一つは、科学技術・イノベーション推進事務局による「公的資金による学術論文等のオープンアクセスの実現に向けた基本的な考え方(案)について(補足資料)」。同案のポイント、スケジュール、オープンサイエンスに関連する文書の抜粋などが記載されている。
[ニュースソース]
議事次第 - 内閣府 2023/10/19 (accessed 2023-10-26)
公的資金による学術論文等のオープンアクセスの実現に向けた基本的な考え方(案) - 総合科学技術・イノベーション会議 有識者議員 2023/10/19 (accessed 2023-10-30)
「公的資金による学術論文等のオープンアクセスの実現に向けた基本的な考え方」(案)について(補足資料) - 内閣府 科学技術・イノベーション推進事務局 2023/10/19 (accessed 2023-10-30)
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