CAUL、ACMとOA契約を締結

2023年11月09日

アジア・オセアニア 北米・中南米

CAUL(Council of Australian University Librarians)は、10月24日、ACM(Association for Computing Machinery)とOA(オープンアクセス)契約を締結したと発表した。契約は2024年から。

本契約により、CAUL参加機関の研究者は、個別にAPC(論文掲載料)を支払うことなく論文を出版できる。

CAULは、本契約について、出版社が従来の購読料ベースの価格設定から、出版量に応じた価格設定の移行へのコミットメントを示した最初の契約だと述べている。

ACMは、2025年末までには完全OA出版社になることを目指している。CAULは、純粋なOAのみ扱う出版社への移行に向けて公平性・透明性を明確に示している出版社を支援することに価値があると述べている。

[ニュースソース]

Association for Computer Machinery and Council of Australian University Librarians sign agreement to support transition to open access publishing for Australia and New Zealand researchers - CAUL 2023/10/24 (accessed 2023-11-08)