SPARCは、11月29日、米国の教育省(Department of Education)が実施する助成金プログラム"Open Textbook Pilot"※の2023会計年度の新たな助成先を発表した。
新たな助成先は、Ohio State University、Washington State Board for Community and Technical Colleges、California State University, Bakersfield、University of New Mexico、Louisiana Board of Regents、San Antonio Collegeの6機関。
同機関には、OER(Open Educational Resources)の利用拡大を目的として、総額約1,200万ドルが助成される。
2018年の開始依頼、同プログラムによる助成金の総額は4,700万ドルに達したという。SPARCは、2024会計年度における同プログラムの更新を求めているという。
※2018会計年度に開始。教科書コストおよび学生の支出削減を目的としたもので、大学にオープンテキストの使用拡大のための助成金を提供している。
[ニュースソース]
Open Textbook Pilot Grantees Share Vision for Innovative Projects Across the U.S - SPARC 2023/11/29 (accessed 2023-12-05)
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2023年01月06日 SPARC、"Open Textbook Pilot"の更新を発表
2021年03月04日 米国の助成金プログラム"Open Textbook Pilot"の効果(記事紹介)