KISTI、AIモデルを適用した科学技術情報キュレーションシステムの正式運用を発表

2023年12月18日

アジア・オセアニア

KISTI(韓国科学技術情報研究院)は、11月10日、AI(Artificial intelligence、人工知能)モデルを適用した科学技術情報キュレーションシステムを正式に運用すると発表した。

本システムは、論文メタデータ自動抽出モデル、参考文献属性自動分離モデル、図表自動抽出モデルなど5つのモデルを適用。学術論文の検索やサービスに必要なメタデータや参考文献の構築にかかる費用が手作業に比べ14.5%削減され、作業時間も年間約3,592時間短縮されたという。

同院は、2018年から科学技術情報データベース構築の自動化に着手し、2022年にAIモデルを適用した同システムを導入。現在運営安定化の段階に入り、科学技術情報の構築・共有体制のデジタル転換を加速させているという。

[ニュースソース]

KISTI, 과학기술정보 자동 구축하는'스마트'AI 기술 개발 -- KISTI 2023/11/10 (accessed 2023-12-14)