Springer Nature社は、12月19日、論文投稿システム"In Review"が、Discover Journalシリーズを含む同社の1,000以上のジャーナルで利用できるようになったと発表した。
本システムはこれまで、BMC、Nature、Springerポートフォリオで利用可能であったが拡大し、同社のジャーナルの3分の1以上で利用可能となった。
同システムに対応しているジャーナルに論文を投稿する著者は、同システムの利用の有無を選択できる。利用を選択した場合、査読中も論文の引用・共有が可能となり、査読プロセスに関する最新情報をリアルタイムで受け取ることができる。
2023年末までには、さらに100誌以上が同システムを利用可能になるという。
[ニュースソース]
Springer Nature increases commitment to early sharing and transparency in peer review - Springer Nature 2023/12/19 (accessed 2023-12-20)
【プレスリリース】シュプリンガーネイチャー、早期共有と査読の透明性の向上に向けた取り組みを強化 - Springer Nature 2023/12/19 (accessed 2023-12-20)
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