Crossref、I4OAの成果からみる抄録のオープン化に関する調査結果を公表

2024年01月18日

北米・中南米 ヨーロッパ

Crossrefは、1月9日、イニシアチブI4OA(Initiative for Open Abstracts)※のデータに基づく学術出版物の抄録のオープン化に関する調査結果を公表した。

これは、I4OAの成果を検証するため、2021 年から 2023 年に出版された論文について、2024年1月1日時点での抄録の公開状況を出版社ごとにまとめたもの。

抄録が公開されている論文の割合が高かった出版社として、2022年10月に本イニシアチブに参加したWiley社(77%)、2023年に7%から99%に上昇したAGU(American Geophysical Union、米国地球物理学連合)、同様に41%から95%に上昇したAIP(American Institute of Physics)Publishingを挙げている。

そのほか、抄録が公開されている論文の割合は、Crossref会員全体で49.7% に達しており、同イニシアチブが設立されたときの 20.7% から増加したことなどを示している。

※2020年9月に設立。抄録を適切な基盤でオープン化し、そのデータをCrossrefに提出するよう学術出版社に求めることにより、学術的成果の発見性の向上や新しいタイプの研究分析の実現を目指している。

[ニュースソース]

I4OA Hall of Fame - 2023 edition - Crossref 2024/01/09 (accessed 2024-01-16)

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