PLOSは、1月16日、オープンサイエンスの実践に関する指標"OSI（Open Science Indicator）"の最新データセットを公開したと発表した。
本データセットには、直近の四半期（2023年7月から9月まで）に加え、2018年1月1日以降のデータが網羅されており、2万9,000件以上追加された。
改良点として、"Dimensions Fields of Research"カテゴリーを統合し研究分野ごとのデータの分類を容易にしたこと、アルゴリズムの改良をコーパス全体に適用したことなどを挙げている。
2018年のデータを追加したことにより、2019年にかけてPLOS論文の著者によるプレプリントの投稿が加速していることが示された。その要因はPLOSとbioRxivの統合によるものという。
そのほか、2023年第3四半期のデータリポジトリの利用率は30％、コードの共有率は17％であり、いずれも過去最高であったことなども示している。
［ニュースソース］
New Year, new dataset － PLOS 2024/01/16 (accessed 2024-01-17)
［小欄関連記事］
2023年10月05日 PLOS、2019年1月から2023 年6月までのデータを含む最新の"Open Science Indicators"を公開
2023年07月04日 PLOS、"Open Science Indicators"の2023年1月～3月のデータを追加した最新のデータセットを公開
2023年04月13日 PLOS、オープンサイエンスの実践に関する指標"Open Science Indicators"の最新データセットを公開