Springer Nature社、日本のRUCとのTAの拡大および小規模機関を対象としたTAモデルの立ち上げを発表

2024年01月26日

日本 ヨーロッパ

Springer Nature社は、1月22日、日本のRUC(Research University Consortium、研究大学コンソーシアム)とのパイロットTA(Transformative Agreement、転換契約または移行契約)を拡大すると発表した。

本契約により、参加機関に所属する研究者は、同社の2,000誌以上のハイブリッドジャーナルでOA(オープンアクセス)出版するための資金援助を受けられる。同契約に参加するRUCの加盟大学は、10校から21校に増加するという。

また、RUC以外の規模が小さな日本の大学を対象としたTAモデル"J-SPRINTA(Japan Springer Research Institute Transformative Agreement)"を立ち上げ、13大学が参加することも発表された。これは、Springerジャーナルパッケージの購読の有無にかかわらず、3年間の転換契約に参加できるモデル。

これにより、2024年に同社から出版される日本の研究機関によるOA論文数は、前年の2倍以上になる見込みだという。RUCメンバーは、日本からの論文発表のOA化を実感している。日本政府は、即時100%OAの方針を示しており、大学においても研究力強化にむけて、一層のOA推進に期待したいと語る。

[ニュースソース]

【プレスリリース】シュプリンガーネイチャー、日本の大学との転換契約を拡大し、オープンアクセスへのさらなる移行を推進 - Springer Nature 2024/01/22 (accessed 2024-01-23)

Springer Nature expands Transformative Agreements with Japanese universities driving further transition to Open Access - Springer Nature 2024/01/22 (accessed 2024-01-23)

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