RSC(Royal Society of Chemistry、英国化学会)は、1月29日、ドイツのTIB(Leibniz Information Centre for Science and Technology、国立科学技術図書館)とOA(オープンアクセス)契約を締結したと発表した。契約は2024年から4年。
同会は、本契約の参加機関の著者と読者に対し、投稿、査読、ホスティングなど、無制限の出版サービスを提供する。また、参加機関の著者は、同会の全ジャーナルに著者負担なしで閲覧・出版できる。2028年以降は、同会の全てのコンテンツが完全OAとなるという。
同契約には、非出版機関を含む同国の全ての研究機関が参加でき、現在77機関が参加を表明している。
[ニュースソース]
Royal Society of Chemistry and TIB co-create next generation Open Access consortium model - RSC 2024/01/29 (accessed 2024-02-08)