PLOSは、2月9日、「価格透明性のフレームワーク」※に関する2022年のデータを公開した。
本データは、"PLOS Biology"や"PLOS Medicine"など12ジャーナルごとに、2022年のAPC(論文掲載料)と、「著者および顧客サポート」や「ピアレビュー管理」などの8つのサービスにかけた料金の割合を示している。
2022年は、2021年に創刊された"PLOS Sustainability and Transformation" "PLOS Global Public Health"などの5誌が対象として追加された。
ジャーナルの編集体制やサービスの違いによって、各サービスに配分されるAPCの割合に差が生じること、新ジャーナルでは、編集委員会やスコープ開発などの活動を反映した「ジャーナルコミュニーティー開発」の割合が高いことなどが示されている。
※cOAlition Sの"Plan S Price and Service Transparency Frameworks (価格透明性のフレームワーク)"の枠組みに沿っている。
[ニュースソース]
PLOS and Plan S Price & Service Transparency Framework 2022 - Jisc 2024/02/09 (accessed 2024-02-21)
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